それぞれのメリット・デメリットを見てみよう!
ここでは、家庭教師を軸に、集団塾・個別指導・通信教育との違いを比較しながらご紹介します。
塾と家庭教師の違い
集団塾は講師1人が大人数の生徒に授業を行います。現在は個別指導塾の増加で数は減っていますが、受験対策講座や難関高校対策に関しては未だ集団塾が主流です。
基本コースを展開している塾や個別指導と集団塾を両方展開する塾もありますが、数は少ないです。
集団塾のメリットとして挙げられるのは「受験対策のノウハウを知ることができる」「他の人を見て勉強のモチベーションを上げられる」「料金が安く抑えられる」「自習室を用意している」が主にあげられます。
逆にデメリットは「授業についていけなくなる可能性がある」「こちらで授業日程が指定できない」「勉強している様子が見れない」「通学圏内に塾がないと利用できない」などがあげられます。
集団塾と家庭教師の主な違いは、集団で一斉に受けるかマンツーマンで受けるかの違いになります。また、集団塾は学校と同じように授業がどんどん進行していくのに対して、家庭教師はマンツーマンでお子様のペースに合わせて授業を進めます。
個別指導と家庭教師の違い
個別指導は講師が1対1、もしくは1対2~3で授業を行います。最近は色々な会社が個別指導塾を展開しており、地域限定の個別指導塾もあります。また、個別指導では講師の指名ができることも特徴です。
個別指導のメリットは「他の人がいるため、刺激になる」「家庭教師より料金が安い」「大人数よりは細かく見てもらえる」「自習室を用意している」などが主にあげられます。特に1対2~3の場合は料金が抑えることができます。
逆に、デメリットは「勉強している様子が見れない」「1対2~3の場合は、1人当たりの指導時間が短くなる」「通学圏内に塾がないと利用できない」「1対1の場合、料金が割高になる」などがあげられます。
個別指導と家庭教師の主な違いは、勉強する場所が異なります。個別指導では塾の教室の中で、1対1もしくは2~3人と一緒に指導を受けますが、家庭教師は完全に1対1で指導を受けます。
通信教育と家庭教師の違い
通信教育は講師はつかず、毎月送られてくる教材を使用して勉強を進めます。その月のカリキュラムを進めると、教材の中にテスト形式の課題があるため、それを提出して添削してもらう形式です。
近年では付録が充実していたり、タブレットやインターネットを利用した教材もあるようです。
通信教育のメリットは「料金が比較的安い」「好きな時間に取り組める」「地域問わず利用できる」などが主にあげられます。住んでいる地域では塾がなかったり、家庭教師が利用できなかったりする場合でも、利用できるのが大きなメリットです。
反対にデメリットは「やる気が出ないと、中々進まない」「不明点がある時に、すぐ質問できない」「最後まで終わらない可能性がある」などがあげられます。良くも悪くも、自主的にできるかどうか、またいかにやる気を維持できるかがポイントです。
通信教育と家庭教師の主な違いは、1人でやるか先生と一緒に勉強するかの違いです。通信教育は1人で黙々と課題に取り組みますが、疑問点が解消しにくいです。
家庭教師は先生の指導を受けながら勉強していき、不明点も都度教えてもらえます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。家庭教師と塾・個別指導・通信教育と比較してみると、様々なメリットがあります。
家庭教師は1対1で指導を受けられるため自分のペースで指導してもらえること、自宅で学習するため親が勉強する様子を見れること、先生が来るため勉強しようという気持ちになりやすいことがメリットとしてあげられます。
そのため、お子様が徐々に自主的に勉強する習慣を身に付けてほしい場合、特に家庭教師がおすすめです。
この記事が参考になれば、幸いです。