受験期を乗り切ろう!実力を100%発揮するための健康管理とは
受験を乗り越えるためには日々の勉強が重要ですが、それと同じくらい大切なことがあります。それは、健康管理です。健康管理がしっかりとできていなければ、本番で力を発揮できません。本記事では、受験で実力を100%発揮するための健康管理の方法を解説していきますので、これから受験生になる方やそのご家族はぜひ参考にしてください。
受験生の健康管理にはこの3つに気をつけて!
受験生の健康管理で重要なのは3つあります。それは、食事、睡眠、運動です。基本的なことですが、これができるかできないかで、結果は大きく変わります。
勉強だけやっていればいいと健康面をおろそかにしていると、本番当日に体調不良になり、力を発揮できなかったということになりかねません。そうならないためにも、この3つをしっかりと意識して日々の生活を送り、本番で力を100%出し切りましょう。
食事の面で注意すること
食事は毎日必ず行っていることです。だからこそ、受験生にとっても非常に重要です。ここでは、食事の面で注意しなければならない点について解説していきます。
朝食はしっかり食べる
朝食は非常に重要で、抜いてしまうと脳へのエネルギーが不足し、集中力や記憶力が低下してしまいます。これは、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足するからです。受験生にとって、集中力や記憶力の低下は致命的です。忙しくても朝食はしっかりと食べましょう。
よく噛む
朝食を食べたとしても、よく噛まずに急いで食べてしまうのもよくありません。しっかり噛んで食べれば脳細胞が活性化され、記憶力や集中力が向上します。意識して噛むことによって、より合格に近づけるのです。
夜食は胃腸にやさしいものを食べる
受験生であれば、夜遅くまで勉強することもあるでしょう。夕飯を食べた後もずっと起きているので、お腹が空いてしまいます。そうなると、夜食を食べるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その際に注意しなければならない点があります。それは、胃腸にやさしいものを食べるということです。
消化によくないのを食べたり、食べすぎたりしてしまうと、胃腸に血液が集中し、頭が働かなくなったり、睡魔に襲われたりします。遅くまで勉強を頑張っていたとしても、これでは効果がなくなってしまいます。そのため、おにぎりやうどんといった、消化がよいものを少しだけ食べるようにしましょう。
ながら食いをしない
少しでも長い時間勉強をしようと、食事と勉強を一緒にしているという方もいらっしゃるでしょう。しかし、ながら食いはやめましょう。食べながら他のことをしてしまうと、噛む回数が減りますし、集中力も落ちてしまいます。食事の時くらいは勉強を完全にやめ、食べることだけに集中しましょう。
睡眠の面で注意すること
食事と同じく、睡眠も毎日必ず行います。そのため、受験生にとっては合否に関わってくるほど重要であると言えます。ここでは、具体的に何に注意しなければならないのかを解説していきます。
温かい飲み物を飲む
好きな飲み物を飲みたいという方が多いでしょう。しかし、受験生には温かい飲み物を飲んだ方がよいと言えます。温かいものを飲むことにより、体温が上昇します。やがて体温が下がっていくのですが、この時に眠気を感じやすくなると言われています。具体的には、白湯や生姜湯がよいでしょう。
静かな音楽を聴く
寝る前に音楽を聴くという方は多いでしょう。その際、アップテンポの激しめの曲を聴いてしまうと、脳が興奮してしまいます。それを避けるためには、波の音や風の音といった、自然の音が収録された音楽を聴くのがよいでしょう。寝つきがよくない時に効果があります。
寝る2~3時間前に入浴
受験生が入浴する場合は、寝る2~3時間前に入るのが、睡眠の質を高めるために効果的です。入浴すると一時的に体温が上昇します。しばらくすると体温が下がり、眠気を感じやすくなるからです。
カフェインの摂取を避ける
勉強中に眠くならないために、コーヒーなどのカフェインが含まれた飲み物を飲むという方もいらっしゃるでしょう。カフェインには覚醒作用があるため、眠気を覚ますのに有効ですが、眠れなくなってしまうというデメリットがあります。早く寝たいのに眠ることができないという状況になってしまうため、寝る前にカフェインを摂取するのは避けましょう。
運動の面で注意すること
受験とはあまり関係がなさそうに思える運動ですが、実は重要なのです。適度な運動は、体の調子を整え、免疫力を向上させてくれるからです。
適度に行う
勉強ばかりして体を全く動かさないのはよくありません。頭の働きが鈍くなり、能率が下がってしまいます。適度な運動を取り入れることにより脳が活性化され、頭の働きがよくなります。体の調子が整えられ、免疫力もアップします。さらに、ストレス解消にもなるなど、メリットがたくさんあります。具体的には、軽いジョギングやウォーキングといった有酸素運動です。
短い時間で行う
受験生には運動が大切ですが、長い時間行うのはよくありません。なぜなら、疲れてしまうからです。勉強に集中できなくなり、逆に能率が悪くなってしまいます。そのため、短時間で切り上げるようにしましょう。
まとめ
本記事では、受験生が実力を100%発揮するための健康管理について解説しました。食事、睡眠、運動の3つが非常に重要であり、日頃からこの3つに注意しながら生活することで、実力を100%発揮できる確率が高くなります。
本番直前になってから意識し始めるのではなく、健康管理法を知ったその日から意識し、生活を変えていきましょう。本記事が、受験を控えている方や、そのご家族の役に立てれば幸いです。