部活と勉強を両立するには?文武両道の学生生活を送ろう!
「学校では、勉強と部活をどちらも頑張りたい」「勉強と部活は同じくらい大切」と考える人は多いと思います。学生にとって、一度しかない学生生活を有意義なものにするためには、文武両道を目指すことが大切です。今回は、文武両道を目指す学生に向けに効果的な勉強方法を紹介します。
平日の学習時間を課題や予習で済ませるのはNG
毎日放課後に部活があり、帰宅する頃にはすっかり日が暮れているという人も多いでしょう。そんな学生にとって、平日夜の時間は非常に貴重なものとなります。そのため、この時間をその日の学校課題や、予習で終わらせてしまうのはもったいないです。効率のよい学習習慣を作りたいと考えるなら、学校の課題や予習はその日学校にいる間に終わらせることを目指しましょう。
日中はただでさえ授業で忙しく、課題や予習に取り組む時間などないと感じるかもしれません。しかし、時間は作ろうと思えば意外と作りだせるものなのです。朝早く登校するか、授業の合間や昼休みを勉強にあてることで、効率的に勉強の隙間時間を生みだすことができます。すでに課題と予習が終わっている状態で帰宅できれば、夜は苦手分野の克服や暗記などのプラスアルファの勉強にあてることができます。
休日はなるべく細かい勉強計画を立てよう
1時間ごとの勉強計画を立てる
よく、休日は勉強計画を立て、それに沿って学習を進めるようにといわれます。しかし、大雑把すぎる計画を立てると逆効果になってしまいます。おすすめは、1時間ごとの勉強計画をできるだけ詳細に立てることです。
計画を立てるときには「10:00〜11:00英語」のように、科目名だけを定めるのではなく、具体的に何に取り組むかまで決めておきましょう。「10:00〜11:00英語(文法)」といったイメージです。
集中力を保たせる工夫をする
休みなく勉強計画を立ててしまうと、肉体的にも精神的にも疲れを感じ、集中力が途切れてしまいます。一般的に、人間が高い集中力を発揮できるのは30〜40分程度だといわれています。
1時間勉強を続ける頃には集中力も落ちてくるため、自分がどのくらいで疲れるのかを把握し、勉強の合間に15分程度の休憩を計画しておくようにしましょう。また、集中力が鈍ってきたと感じたら、教科書を音読したり、歩きながら暗記をしたり、場所を変えて勉強してみたりすることもおすすめです。
苦手な教科の勉強方法は?
いろいろな学習コンテンツを使ってみる
最近では、多くの学習コンテンツがあります。問題集を解くといった座学の勉強だけでなく、学習動画や、学習マンガを利用して楽しく学習することで、苦手意識が払拭できる可能性があります。
学習マンガは楽しく読んでいると知らず知らずのうちに多方面への理解を深められるというメリットがあります。苦手科目は、最初から無理やり得意にしようとするのではなく、楽しく学ぶことを意識してみましょう。
友達・家族と一緒に勉強する
1人で苦手科目を勉強するのは辛いものです。そんな時にはぜひ、友達・家族を巻き込んで一緒に勉強してみてください。友達とクイズ形式で問題を出し合ったり、勉強が得意な友達に教えてもらったりすることは、苦手を克服するための効率のよい勉強法だといえます。
また、家庭のリビングやトイレなどに、英単語や数学の公式などを書いた紙を貼り、意識的に見る回数を増やすことで苦手に向き合っていくのもよいでしょう。自分が新しく理解したことを家族に説明してみるのもよい勉強になります。物事を自分の言葉で他人に説明をできれば、高いレベルでそれを理解できているという証明になり、自信にもつながるでしょう。
分かるところまでさかのぼる
苦手科目は、苦手になったきっかけがあるはずです。そのため、分かるところまでさかのぼって再度勉強をやり直してみるのも一つの方法です。そんな時間はないと思う人も多いかもしれませんが、すべての問題は、基礎の積み重ねができて初めて解くことができるようになります。心から苦手科目を克服したいと思っているのであれば、勇気を持って基礎から学び直してみましょう。
分からないことは家庭教師に相談・解決!
「どうしても苦手な科目があって手に負えない」「いろいろと試したがどうしても理解できない分野がある」という悩みを持っている人はいませんか?そんな人は、一度、家庭教師に相談してみることをおすすめします。家庭教師は自宅まで来てくれるため、学生が塾へ通う必要がありません。
また、自分の苦手な分野だけに絞って先生に質問をできるため、非常に効率的です。たとえ途中でつまずいてしまっても、マンツーマンでの指導のため、遠慮なく何度でも質問をできます。家庭教師は、勉強に部活と忙しい毎日を過ごす学生にとって大きな力となってくれることでしょう。
今回は、文武両道の学生生活を目指す人向けに、勉強計画の立て方や、苦手科目への向き合い方について紹介しました。これまでの勉強方法を見直し、少しの工夫をとり入れることで、効率のよい勉強につながります。そうすれば、部活にもより力を入れることができるようになるでしょう。一度しかない学生生活、勉強と部活をどちらも全力で頑張りたいと思うのは素晴らしいことです。ぜひ今回ご紹介した勉強のアドバイスを参考にして、充実した学生生活を送ってみてください。